Windows タブレット機の BIOS 画面

ビジネスのシーンで使われることが多そうな Windows タブレット機ですが、タブレット機ということは持ち歩くこと前提なわけで、そうすると紛失盗難対応なんていうものが必要になってきます。

従来のノートPCであればとりあえず入り口のところでBIOSやHDDパスワードを設定しておくというのがよくある手法です。そして次はHDDの暗号化、起動したWindows内での様々なソフトウェア内でのアクセス制御、というふうにいくつものレイヤで保護策を施すわけですが。

一番最初の部分であるBIOSパスワードなどの画面、これキーボードの無いタブレット機はどうするんだろうと思っていました。OSが上がってしまえばソフトウェアキーボードがあるから良いけど、OSが上がる前はどうするんだろうと思っていました。

最近富士通Windowsタブレット機をさわる機会があったのでその辺の事情を見てみました。

そしたらBIOS画面上にもしっかりとソフトウェアキーボードが実装されているじゃないですか。おお。さすがだ。

きっと他のメーカーも似たような感じになっていると思います。

このタブレット機は Windows7 搭載で、Windows7はマウス操作に向けて画面が最適化されているんでしょうなあ、指で画面にタッチする方法ではとっても操作しにくかったです。というわけで別売りのキーボード(スライドパッド付き)を付けて操作することになりそうです。そして別売りのキーボードがポートレプリケーターみたいな機能も兼ねていて、装着すると普通のノートPCよりほんのり重くなってしまうという、じゃあ最初からノートPCでよかったんじゃないですか、みたいな感じになっています。

タッチパネル前提ならWindows8のほうが全然いいわ。