FUJITSU のタブレット STYLISTIC Q702/G をさわる機会があったのでちょっと構成を見てみた。ストレージは HFS064G3AMNB-2200A っていう型番、容量 64GB の mSATA 接続な SSD だ。Microsoft の Surface Pro 3 に入ってるのと同じラインのものだな。
Windows 7 モデルなのだが、Windows エクスペリエンスインデックスの結果はコレ。
プライマリハードディスクの点数は 7.9 と上限得点なので Windows が動作するにあたっては充分すぎる性能ということなのだろう。
CrystalDiskMark を動かしてみた結果はコレ。
読み込みはSSDとして期待する速度が出ている、書き込みは、まあ、HDDよりは充分速いからいいんじゃないかな、タブレットだし、という感じ。
Windows エクスペリエンスインデックスの得点を見てもらえればわかるように、普通のノートと遜色ない性能で使えるようにと欲を出して装備を調えた結果だろうか、当然のように熱を発する。
タブレットという性質上当然手に持って使うのだがこれはちょっと熱い。ノートのように置いて使うのならあまり気にならないのだろうけど、持って使うには熱い。
もちろんファンもガン回りである。熱風は出てくるし静かなところで使うとやはりファンが回っているのだなと認識できるくらいの音は出る。こうなってくるとタブレットの意味があるのだろうかと思ってしまう。
電気を食う装備が多いので冷却のためのファンが必要で、余計にバッテリを大きくする必要があり、結果重くなる。
本当にタブレットとして使うのであれば、どこかで折り合いを付けて削るところは削らないとイカンのだろうなと思った。
利用シーンを想定して取捨選択できる客ばかりじゃないから、カタログ数値を並べて製品選定するタイプのお客様向けの製品も用意しないといけないからメーカーも大変だな。