オギノパンの揚げパンを食べに行って山中湖経由で帰った

揚げパンって皆さんのなかではスタンダードな食べ物なのでしょうか。僕は小学校の給食で何度か出てきたことがありました。あまりおいしくもないコッペパンを揚げて固くなり砂糖ときなこをまぶして食べにくさマックスに強まった口の中の水分をガンガン奪うあまりうれしくないメニューだったということを覚えています。同級生達にはおおむね好評だったようですが、僕としてはちょっぴり苦手であるという感情とセットで覚えている食べ物です。

ところが妻はこれを食べたことがないという。彼女の育った小学校の給食では揚げパンが出なかったのだと。だから揚げパンを食べたいのであると。

なるほどそういう話なら神奈川県民としてはオギノパンに行かねばならないでしょうと話がまとまりまして朝っぱらから相模原市の山の方に行きました。オギノパンは相模原や厚木辺りの給食のパンを製造している会社であり、その辺りで育ったひとたちの心のふるさとではないかと思います。

自宅を出たのが9時頃だったでしょうか、1時間半ほどで渋滞も無くナビが案内するとおりの時間で宮ヶ瀬湖の近くにあるオギノパン販売所に辿り着きました。

さて到着すると既に駐車場が満車です。10時半の段階でこの賑わいです。なにやらテレビで紹介されたりしたそうです。テレビの力はすげえなあ。通常のパンは店舗の中で販売しており、揚げパンのみ外の小屋で販売しています。店舗の中も揚げパンの小屋もどちらも行列でえらいことになっています。回転は早かったようでそんなに待たされることもなく揚げパンを買うことができました。子供達も喜んで食べています。顔から手から服から砂糖だらけです。ボロボロ砂糖を振りまきながら食べています。あ~やめてください~

僕らが食べている間も車はどんどん増えていき、入庫待ち渋滞までが出始めている始末。やはり早めの行動が大事ということでしょう。

さて、パンを食べ終わりましたらもうその時点で本日の予定は終了となってしまいますがそれでは寂しいので軽く足をのばすことにしました。国道413号がもうすぐそこですので、新緑の道志道をドライブしながら道の駅どうしに行きましょう、そして山中湖を巡ってから帰りましょう、ということになりました。

こんなルートになります。

道志道はのんびりとしたものでした。季節がちょうど良いからでしょうか、バイクの人が多いなと感じました。新緑の山道を風を切って駆け抜けるのは大変に気持ちよさそうです。11時にオギノパンを出まして道の駅どうしに着いたのは11時50分、約50分かかったというところです。くねくねとした山道をスイスイと走れない街乗りカーですからこんなもんですね。

道の駅どうしでは、クレソンを使ったお料理や豆乳を使ったデザートなどがイチオシのようでしたが、鮎の塩焼きと豚肉の串焼きを買って、川沿いでのどかな風景を見ながらいただいたのでした。この道の駅に来るのは三度目になります。そして毎回鮎の塩焼きを買っているような気がします。いや、前回はヤマメだったかな。ほんとはここで写真でもパシャパシャと撮っておきたかったのですが、動き回るこどもちゃんを押さえつけるのにいっぱいいっぱいで写真撮るなんてとてもとても。

腹もふくれましたら出発です。13時に道の駅どうしを出まして山中湖畔に着きましたのが13時20分です。わりとスグでした。近いもんですね。ずっとキャンプ場&農村地帯という風景でしたが、山中湖に近付くと合宿所という雰囲気に一気に変わりました。よしそれでは山中湖越しに富士山を!と思ったのですが、見事に雲をかぶっておりましてしょんぼりです。

さっさと山中湖を後にしまして東名高速の御殿場ICに向かいました。御殿場IC乗り場付近は相変わらずの渋滞です。まだ14時だというのに渋滞です。

東名に乗ってしまえば特に渋滞も無くスイスイと帰ることができました。これね、欲張ってもうちょっともうちょっとと遊んで帰るのが遅くなるとガッツリ渋滞にハマりますからね。後ろ髪引かれながらも早めに切り上げるのが快適に帰るための秘訣ですからね。

楽しかった!