FA43mm の使いやすさったらハンパないですわ。
APS-C なカメラで使うと 35mm 換算で約 64mm というわりと半端っぽく思える焦点距離ですが僕にはとても使いやすいです。
さらにレンズ自体が小さいというのも素敵なところ。小型だけどアルミ削り出しの質感ある鏡胴。さわっててもきもちいい。
K-5 でプログラムラインを MTF 優先にしておくと F2.8 になるのでたぶん F2.8 が一番おいしいところなのでしょう。
ピントが合ったところはカタくなりすぎず、でもシッカリ描写して、後はふんわりボケてくれます。
しわしわのだいこん。しわしわをシッカリ写すけどカリカリにはならない。
じいちゃんの代からある道具棚。暗いところでもシッカリ光拾って情報量を確保する。
古琵琶湖層からでてくる粘土質の石。地元では「ずりんこ」って呼ばれてる。300~400万年前の琵琶湖の底に堆積した泥が固まったモノ。
見た目は石のようだけど柔らかくて粘土を固めたような感じ。
このへんのちびっ子たちはコレをアスファルトに落書きをするために使う。
養分たっぷりらしくて、この辺の水田はコレを砕いて細かくして土に混ぜ込む。
土、石、粘土の質感をしっかり写せてる。
押すだけでステキに撮れてこのレンズ大好き。