Firefox を、「前回終了時のウィンドウとタブを表示する」設定で運用していました。Firefox を終了しても、終了時のタブを覚えててくれます。
ところが、Firefox 26 にアップデートしたら、終了時のタブを覚えなくなってしまいました。
たくさんタブを開いた状態で Firefox 26 を再起動したら、真っ白な画面で起動します。
画面真っ白やし、それ以上にこっちの頭も真っ白やわ。
たぶん終了時に保存する処理を実行する的な情報を持っている部分がおかしくなっているのだと思います。具体的にどこというのはわからないのだけど。その辺をつつけば良いのではないか。
さてセッション情報を思い出してもらう場当たり的な対処法を一つ。
前回終了時に持っていたタブの情報を一旦避難し、Firefox にタブの復元動作を思い出してもらってから、タブの情報を戻します。
1. ヘルプ→「トラブルシューティング情報」をクリックします
2. トラブルシューティング情報画面から、プロファイルフォルダの項の「フォルダを開く」ボタンをクリックします
3. フォルダが表示されます。ここがプロファイルフォルダです。ここにある sessionstore~ というファイルを ( js とか bak とか ) まとめて別の場所にコピーします。このファイル群が、今までのタブ情報を持っているファイルです。Firefox 26 バージョンアップ直前の時刻のファイルが残っていればラッキーです。古いファイルが残っていなければ残念ながらタブ情報のデータはなくなっちゃったかな…
この画面例では僕の場合は 22:59 のファイルが無事なデータです。助かった。
4. Firefox のオプション画面から、ホームページのところに www.yahoo.co.jp でも www.google.com でもなんでもいいのでどこか表示される URI を入力して OK します。
5. いったん Firefox を終了、そして起動。ここで 4. で定義したページが出てきたらたぶんタブが元気になったとおもいます。
6. Firefox を終了し、3. のプロファイルフォルダを開きます。今終了した時刻で sessionstore.js が更新されていればタブ保存機能は復活したと思って大丈夫です。sessionstore.js ファイルは不要なので削除し、3. の手順で待避しておいたファイル群から、最後に無事保存できているであろう時刻のファイルをプロファイルフォルダに戻し、ファイル名を sessionstore.js に変更します。
7. Firefox を起動します。たぶんコレで前回終了時のタブが戻ってきたはず。僕は2台のPCで同様の現象になり2台ともこの方法で復旧できました。
どうかな。