空き容量少ないデバイスで Windows 10 April 2018 Update のアップデート

Windows10 の最新版、2018年5月1日にリリースされた Windows 10 April 2018 Update のアップデートを eMMC 32GB のデバイスでやってみたところ容量不足でできませんでした。

Windows 10 April 2018 Update のアップデート容量不足で失敗 - pudding - diary(2018-05-03)

Windows 10 自体が必要とする容量 + Windows 10 インストーラの容量を配置できるだけの空きがストレージ上に必要であると思われますが、そんな余裕はありませんので別の方法でアップデートに再挑戦です。

Windows 10 のダウンロード ページを開き、「ツールを今すぐダウンロード」をクリックします。

ダウンロードしたツールで、USBフラッシュもしくはDVDのインストールメディアを作成します。

出来上がったインストールメディアの中にある setup.exe をダブルクリックでインストールスタートです。

インストーラはインストールメディアの中にありますから、インストーラのためにCドライブの空きは消費しません。純粋に Windows 10 を入れるだけの空きが Cドライブにあればどうにかなりそうです。

あとは次へ次へと押していくだけです。

さっさと準備が整いました。贅沢に個人用ファイルもアプリも引き継ぎましょう。

CPU が Celeron N3050 でストレージが eMMC なデバイスではインストールにかなり時間がかかりました。3時間くらい待ったでしょうか。

無事インストールが終わりました。ログインすると「4月の更新プログラムへようこそ」です。

英語版だと「April Update」の表記が日本語版だと「4月の更新プログラム」と和訳されてしまっていて、そこは和訳しないほうが…という感じですがいいのでしょうか。ていうか2018の西暦表記消えたらいつの4月かわからないじゃないですか。大丈夫なのかな。半年後には次のバージョンに移行するからあんまり気にしないのかな。

さてアップデート後に、旧バージョンに戻るためのリソースが格納されているフォルダと現Windowsのフォルダ容量を比べてみました。

旧バージョンに戻すためのフォルダ C:\Windows.old は 8.3GB、まあまあありますね。

そして現バージョンのWindowsフォルダは、15.1GB のデータがあるのだけどディスク上は 9.38GB で済んでいると。一部がNTFS圧縮されてたりするのでしょうか。思ったより大きくなっていなくてよい感じです。