クイックシフト・フォーカス・システムの便利さは異常

ペンタックスのレンズのいくつかには、クイックシフト・フォーカス・システムという機能が搭載されている。

オートフォーカスでのピント合焦後、マニュアルでのピント合わせが切り替え操作なしでできるのが「 Quick-Shift Focus System( クイックシフト・フォーカス・システム ) 」である。

通常オートフォーカスの状態に設定しておくと、オートフォーカス用モーターのギアが噛んだ状態になり、フォーカスリングは手で回せなくなる。

マニュアルモードに変えるとオートフォーカス用のギアが離れフォーカスリングを手で回せるようになる。

オートフォーカスとマニュアルフォーカスの行き来にはスイッチ操作などのワンアクションが必要なのだ。

だがクイックシフト・フォーカス・システム搭載レンズだと、オートフォーカス状態でもフォーカスリングを回せる。

レリーズボタンを半押しするとその状態でまたオートフォーカスが動く。

オートフォーカスとマニュアルフォーカスの行き来を意識することなくシームレスに操作できるのだ。

これに慣れると、クイックシフトフォーカスシステム非対応レンズの使い勝手の悪さにイライラするようになる。

k-m ダブルレンズキット付属の DA L 50-200 だが、こいつはオートフォーカスでピント迷いはじめると五月蠅いモーター音を立てて行ったり来たりする。

こんなときクイックシフトフォーカスシステム対応レンズだと手でアシストしてやれるのだけども。

というわけで DA 50-200 WR が欲しいのだ。

DA L 50-200 はフィルタ径が 52mm なのだけど、DA 50-200 WR はフィルタ径が 49mm なのだ。この違いはどこから来たのだろう。

光学系が違うのかな。

今わりと値段下がってるので興味津々である。