東芝 スタンダードノートPC dynabook T351 を使っている親から、動きが遅いと相談があった。
タスクマネージャを見てみると、CPU の動作周波数が 0.8GHz から上がらない。CPU使用率も約30%から上がらない。ブラウザでWebサイト見ているときのスクロールがもたつく。WindowsUpdateを実行しようモノなら、とてつもなく待たされる。
動作周波数が上がらないところから、省電力モードで動作しているように思われる。
試しにバッテリを抜いてAC給電のみで動作してみたところ、マックスまでリソースを使ってくれるようになった。
どうやらバッテリが充電できなくなっているようだ。すっかり充電できなくなってしまったバッテリはもちろんずっと低容量状態だ。PCはバッテリ低容量状態を検知して自動的に省電力モードに移行してしまっているようだ。
仕方がない、バッテリーを交換しよう。ずいぶん古い機種なので純正は諦めて、互換品を入れることにした。
T351 なのでバッテリー型番は PABAS227 である。これの互換品を探せば良い。検索するとものすごくたくさん出てくる。購入時点で一番安価だったのを選んだ。そして到着したのがこちらである。
純正品と並べてみる。
ケース形状は純正品と同じなので問題なく装着できる。バッテリ容量が 1,820mAh → 4,400mAh と倍以上になっているのは嬉しいところ。
バッテリを新しいモノに交換したところ、問題なく動作し始めた。CPUリソースもしっかり使い切ってくれて、変なもっさりは出なくなった。
ついでにボタン電池も交換した。
本体がどのくらいもつのかわからないけど、これでしばらく安心して使えると思う。
※互換バッテリーは安全性に不安があるのでおすすめするわけではない。純正が売ってるなら純正バッテリーが安心である。