ThinkPad E490 発表。E480 と比較してみる

ThinkPad E490 が発表された。

ThinkPad E490 製品仕様書 20N80015JP/20N80013JP/20N80011JP | レノボジャパン

14インチディスプレイ搭載のノートパソコン、約1.7kgとそこそこ重いのでモバイルには向かないけどビックリするほど重くもないので建物内で移動とかするぶんには全然持ち歩けるくらいのサイズ感。

廉価モデルといえども ThinkPad なのでまあ納得できるレベルのキーボードと安心のトラックポイントが付いている。

これが E590 や E580 といった 15インチのモデルになると、キーボードがテンキー付きになり、キーボードのセンターがモニターのセンターにならないというものすごく気持ち悪いことになるので選べない。

T4x0s 等の薄型モデルに比べて E4x0 の良いところは、厚みのおかげで拡張性を確保できているところ。M.2 NVMe の SSD と 2.5inch SATASSD/HDD 両方を内蔵できるというのがとても素敵なところ。2ドライブ入ると安心感が違う。

カタログでわかる範囲で ThinkPad E480 と簡単に比較してみようと思う。

ThinkPad E480 製品仕様書 20KQA029JP/20KQA028JP | レノボジャパン

CPU に Core i5 を選ぶとすれば、E480は Core i5-8250U、E490は Core i5-8265U となる。ターボブースト時のクロックが 3.4GHz と 3.9GHz という差がある。他にはあまり差はないかな。

詳細はインテルのサイトで比較だ。 インテル® 製品の仕様情報 - 比較

大きな差に思えるのは無線LAN部分。E480 は Wireless-AC 3165 だったのが、E490 で Wireless-AC 9260 になったところ。一気に今トレンドの仕様に追いついた。433Gbps と 1.73Gbps の差はでかい。それ以外はインテルのサイトで比較。 インテル® 製品の仕様情報 - 比較

また各種部品の省電力化が進んだのだろうか、バッテリの持ちが8時間から10時間に伸びている。ほぼ据え置きで使うタイプとはいえいざという時には嬉しいところ。

それ以外はサイズもインタフェースもほぼ引き継いだという感じ。カードスロットが microSD サイズというクソなのも引き継いでいる。普通に SDHC/SDXC のサイズで良くない?なんで microSD なん?というところだけが引っかかる。

ThinkPad E490 かなりお買い得な機種なのではないか。僕としては有力な買い換え候補だ。