Windows7環境で、IE11になってから?だと思うのですが、システムプロファイルを使いながら動作したときのキャッシュが消えない(延々蓄積される)ような気がします。
かなりニッチな状況ですが、IE11の自動運転などをタスクスケジューラ経由で実施しているとき。
タスクスケジューラ内に作るタスクについて、タスクの実行時に使うユーザアカウントを設定しますが、「ユーザがログオンしているときのみ実行する」「ユーザがログオンしているかどうかにかかわらず実行する」の選択肢があります。
ここで「ユーザがログオンしているときのみ実行する」が選ばれるとそのユーザがログオンしている、現在使用中のユーザプロファイルが使用されます。
「ユーザがログオンしているかどうかにかかわらず実行する」を選択すると、ログオフしていても実行されるので便利っちゃ便利ですが、ログオンしていないのでユーザプロファイルが使えません。よって代わりにシステムが準備しているシステムプロファイルが使われてしまいます。
システムプロファイルにはキャッシュ削除の設定など有りませんので、キャッシュが延々たまり続けるという悪夢が発生します。
数分おきにログインを繰り返すみたいな自動運転スクリプトを走らせていると、システムプロファイルのフォルダにキャッシュファイルの残骸が数十万個のレベルで残り続けるという。キャッシュフォルダにファイルが多すぎてエクスプローラで開けないレベルになっていました。
32bit なら C:\Windows\System32\config\systemprofile\AppData\Local\Microsoft\Windows
、64bit なら C:\Windows\SysWOW64\config\systemprofile\AppData\Local\Microsoft\Windows
配下のフォルダにどんどん残り続けます。
コマンドプロンプトでそこまで移動して del で全部消しとして逃げ切りました。