WebSphere をつかっていると、native_stderr.log ファイルがどんどんでかくなることがある。JVMの冗長ガベージコレクションログを有効にしているとこうなる。native_stderr.log に gc のログが一緒に記録されてしまうからである。
native_stderr.log がでかくなりすぎると邪魔なのでのローテーションを行いたいが、WebSphere を起動したままではローテーションできないようで、何か方法はないものかと思っていたらそのものずばりが Technote に出ていた。
IBM Writing Verbose GC to a Specified Log -Xverbosegclog
gc のログを別ファイルにしつつローテするオプション -Xverbosegclog
をつければよい。これで native_stderr.log は膨れ上がらない。gc のログだけが別のファイルに出て、指定回数記録されると指定世代ローテされる。
このオプションについての日本語の説明はこちら。