マカフィーセキュリティーセンターにやられた

家族のパソコンがネットにつながらないというので見せてもらった。おかしい。たしかにおかしい。おうちの無線LANルータから、すなわちDHCPサーバからIPアドレスをもらっている。一般的なおうち無線LANルータだからDHCPサーバもデフォルトゲートウェイも兼ねている。そのDHCPサーバにPINGが飛ばない。デフォルトゲートウェイPINGが飛ばない。

ipconfig /release して ipconfig /renew するとIPアドレスをとりなおしてくる。別PCから無線LANルータの設定を見ていると、確かにIPを払い出している。相手のMACも認識している。だから経路上の問題はない。そもそもIPがもらえてるわけだから無線LANルータと通信出来ていて当然。route print みても経路情報に何の問題もない。いたってシンプルな個人向けPCの初期設定具合となっている。

IPアドレスをもらった後のネットワーク周りの処理を全部横取りされているような感じがある。気味が悪い。気になったのはパソコンに初期インストールされていたマカフィーセキュリティーセンター。まだ100日以上契約期間が残っている。もったいないが消してみた。アンインストールが終了した瞬間からPINGが通るようになった。なんやそれ。おまえか。おまえか!ネットにつながらないPCとかむっちゃ安全やし!究極のセキュリティとか余計なお世話や!

さてマカフィーセキュリティーセンター削除したまま無防備も怖いしかわりに Microsoft Security Essentials を入れた。タダだし。とりあえず無いよりましだろうと。これで様子見てもらおう。

 

追記

 

Q&Aに情報が出てた。急いで作ったのだろうけどQ&Aがヒドい。

アラート・トラブル関連のQ&A | 個人向け製品 | マカフィー

まず、ネットに接続できない人向けの情報をネットに載せてるっていう意味が分かってるのかどうか。他のPCから探すだろうとかケータイやスマートフォンから探してくれるだろうとか思ってるのだとしたらそういう機転の利く人なら自分でどうにかすると思う。そしてネットにつながらなかった時の回避策(Windows Vista/7 の場合)が謎。

何をアンインストールすればよいのか書いてない。何をアンインストールすればよいかわからない層の方々はそもそもこのページにたどり着けないだろうから問題ないのかもしれないけれど。