ThinkPad T60 のバッテリ

「バッテリーにエラーが検出され充電することができません。新しいバッテリーと交換してください。」

出た。たぶん保護回路かなんかが働いて充電放電ともに停止された状態。結構長く使ってるからバッテリの寿命だろう。

バッテリ表面に印刷されている FRU P/N は 92P1139 だ。これを買えば良いのだ。

Lenovo のショッピングサイトで FRU P/N 92P1139 を探してみたが一致するモノが見つからない。仕様から想定するにたぶん 40Y6799 だろう。

Lenovo - 周辺機器- バッテリー / 電源 40Y6799 - Japan

ネットで 40Y6799 を検索すると、多数の互換バッテリが見つかる。

純正より数割容量の大きいモノ、半額以下のもの、等々。どうやら少々形状が異なるものもあるらしい。装着できないわけじゃなくて、装着すると少し飛び出すような大きさということなので、6セルの容量のくせに9セルのサイズということだろうか。

純正ではありません、などのメッセージが出るのも気持ち悪いし、火が出たりしても困るので価格のことは少々我慢して純正品にした。

今日現在の価格だと ¥14,994だ。けっこうするなあ。と思ってたら、クーポンコード入力により35%OFFとなり¥9,746で買えるようになる。こうなると楽天やアマゾンでの最安値ショップよりも安い。アヤシゲな互換製品ともあんまり変わらない価格になってきた。これなら純正品の方が良いわ。

 

 ◆充電について

 

ThinkPad には省電力マネージャというツールが付属しており、ここでバッテリ放電および充電の閾値を設定できる。説明を読んでみるとこんな記述が。

 

主にAC アダプターを装着してコンピュータを使用し、バッテリーの電力をほとんど使用しない場合など、100%の残量近辺で充放電を繰り返すとバッテリーの劣化を早める場合があります。主にAC アダプターを装着してコンピュータを使用する場合には、充電のしきい値を変更することによって、バッテリーの寿命を延ばすことができます。

 

そして次のページにはこうある。

 

もしバッテリーがほぼ満充電に近い状態で継続使用されるのであれば、充電モードセクションからバッテリー・ヘルスモードを選択して、バッテリー・ヘルスモードに設定することをお勧めします。バッテリー・ヘルスモードは直ちにバッテリーを 50% まで放電し、充電開始のしきい値を 46% に、充電停止のしきい値を 50% に設定します

 

どうやら、ずっと AC アダプタ運用をするのであれば満充電をキープするのは良くないらしい。

カスタム設定により、充電閾値を46%とし充電停止を50%と設定した。これでしばらく様子を見よう。