大学生用ノートパソコンの選択 / LG の 13インチを選んだ

うちの子も大学生になり、ノートパソコンが必要だ、となった。文系の学部である。

大学から提示された要件は、レポートを書くための Microsoft Word が動作するもの。

大学から配布された「メールアドレスのお知らせ」には、Office365 ProPlus とも書いてある。近頃の大学は Office365 環境になっている場合が多い。この場合 Word や ExcelPowerpoint の利用権もついている。だからパソコンに「Office 入り」である必要は無い。むしろ不要である。

というわけでパソコンは正直なんでもいい。うちの子は今 ThinkPad X230 を使っているのだけど、それでもスペック的には充分である。

その他の希望を聞いて最終的に以下のような機種を探した。

  • ボディはかわいい白やシルバー
  • 13インチ程度で軽いもの(1kg以下)
  • メモリ 8GB 以上、ストレージ 256GB 以上
  • Office 無し
  • 学校がすぐ始まるので納期は即納
  • CPUは現世代か1世代前の Core i5 以上または Ryzen 5 以上

Appleは!Macbook Air どうなの?!と思ったが一番軽いモデルでも 1.2kg あるという。ズッシリガッシリ金属ボディである。重量で選択外である。

国産メーカーでは 富士通NECdynabookVAIO、を見てみた。白やシルバーを選ぶと選択肢は一気に減る。そこから在庫があるもの(短納期なもの)は……無い!どれも納期が 1~2ヶ月 となっている。

3月下旬から4月上旬は大学生や企業の人事による需要が一気におそってくるので市場の在庫がごっそり無くなるのだ。

海外メーカーもメジャーどころは、DELL、HP、LENOVO、やはり白やシルバーを選ぶと選択肢は一気に減る。HP は白のラインナップもそこそこあり、他メーカーに比べると納期は短いがそれでも2週間くらいは待たされそうだ。

さあどうしよう…と思っていたらちょうどいいのがあった。

LG の Ultra PC 、13U70P-GA74J である。

ボディ白! 13.3インチ980g ! AMD Ryzen 7!メモリ 16GB!SSD 512GB!即納!

これしかない。すぐポチった。

白いボディでとてもかわいく、キーボード下からは紫色のライトがほんのり光る。

CPU は AMD Ryzen 7 4700U、第3世代 Ryzen (Zen2)  の通常 2.0GHz 最高 4.1GHz 動作で 8コア8スレッドである。強さしかない。ベンチの数値的には Intel Core i7-10710U を越える。通常クラスのCPUではこの世代では一番強い。

メモリは 16GB で数年は困らないだろう。

ストレージは 512GB でこれも充分。いくつかのレビューサイトではSSDが遅いとか書かれていたが何を言っている? PM981a (SAMSUNG MZVLB512HBJQ-00000) が搭載されていた。文句なしに高速である。

Windows10 Home モデルとのことだったが、初回起動時にバージョンアップされたのだろうか、Windows11 Home で起動してきた。充分である。

 

さて良い部分ばかり書いてきたが、マイナス部分も記録しておく。4点ある。

その1。ACアダプタがデカイ&電源ケーブルが太い。

本体と比較して欲しい。本体はコンパクトな13インチのサイズなのに、ACアダプタがデカイ!コネクタは独自規格!ミッキープラグ!ACのケーブルが極太!

海外メーカーに良くあるのだが(DELL、HP、ACERASUS、などなど)、ACアダプタがマジで邪魔なサイズである。PC本体はキレイでコンパクトなのにACアダプタが全てを台無しにしている。メーカーの製品情報サイトにACアダプタの写真が一切無いのをみて感じて欲しい。

その点、日本メーカーはACアダプタまで気を使ってモバイルサイズに仕上げているので好感が持てる。

とはいえ最近のPCはUSB-C PD給電対応しているので、ACアダプタは自宅専用と割り切って持ち運びにはシャレオツな USB-C PD給電のアダプタを買うのが正しい。

その2。画面の表面加工がグレア(光沢)。映画見るには良いけども文章書きにグレアはちょっと。ノングレア(非光沢)が良かったかな。個人の趣味です。

その3。Windows Hello 対応していない。指紋認証センサも顔認証用IRセンサもない。無くても困らないが、あったらいいなあ。

その4。USB-C 端子が 1個しかない。2個あったら良かったなあ。逆に Type-A が2個ある。特に困るわけではないが。

というわけでマイナス点で致命的に困るところはない。

あとは長期間元気に動いてくれることを祈るのみである。

PENTAX DFA100mmF2.8 雨の桜

雨の日は朝から桜を撮りに行く。

PENTAX KP + DFA100mmF2.8、WBは曇天、カスタムイメージはナチュラル。

JPEG保存したものを Lightroom Classic でちょっとだけ補正。

F8.0, 1/80sec, ISO200

F8.0, 1/200sec, ISO200

F4.0 , 1/200sec , ISO200

 

 

Splunk のサーチ文、lookup のテーブルにDBを使う

ログをため込むプラットフォーム Splunk では、検索のサーチ文 SPL というものがある。

ログ検索時、ログ情報にその他情報を補足したいとき、lookup を使用する。

例えば…、WEBアクセスログにはユーザ識別の材料としてユーザIDだけが存在してる。だがアクセスログ集計を部門別に集計したい。ログ情報に部門情報を付加したい。

こんなとき lookup を使用する。

静的な lookup テーブルを使う

CSV を Lookup 用テーブルとして登録しておけば良い。

今回 lookup 用テーブルを employee として、キー項目はユーザIDのフィールド UserID 、出力する値は部門名 Dept としよう。

部門別にアクセス数カウントするサーチ文はこうだ。

sourcetype=example_log 
| lookup employee UserID OUTPUT Dept
| timechart span=1h count BY Dept

一度きりならこれでいいが、人事異動があるたびにCSVを読み込んで lookup 用テーブルを更新するなんて面倒くさい。常に更新されているDBを参照して欲しい。そんなときは dbxlookup を使えばよい。

動的な lookup テーブルを使う

dbxlookup を使えば RDB のテーブルから取ってきた値で lookup できる。

RDBへの接続は事前に準備しておく必要がある。

docs.splunk.comRDB への接続を master-mysql という名称で定義したとしよう。

先ほどのサーチ文の lookup テーブル部分を dbxlookup に置き換えると

sourcetype=example_log 
| dbxlookup connection="master-mysql" query="SELECT UserId,Username,Dept FROM employee" UserId 
| timechart span=1h count BY Dept

こんな感じになる。SQL の SELECT で返ってきたテーブルを lookup 用に使えるのだ。便利すぎる。

dbxlookup のオプションなどは Document を参照。

docs.splunk.com

ニトリのウォールミラーを玄関に設置した

玄関で出発前に全身を確認したく、玄関にウォールミラーを設置することにした。

スタンドタイプではなく、フチもいらない、シンプルなウォールミラーを探したところ、ニトリの「ウォールミラー」が良さそうだ。サイズは 幅30cm 高さ120cm で 2,000円程度である。割れてしまったときのための飛散防止加工もしてある。飛散防止は大事である。

www.nitori-net.jpこれを玄関にセットした。

こんな感じである。

設置場所は、床から 55cm あげたあたりに設置した。反対の壁まで110cmである。

向かいの壁前に立って全身が映る。この位置で180cmくらいの人まではつま先から頭のてっぺんまでうつりそう。

このウォールミラーは背面に吊りワイヤーがついてるので、吊りワイヤーを引っかけるためのフックを壁に設置した。

うちの玄関の壁は石膏ボードなので釘を打ったりネジを突っ込んだりは無理。なので石膏ボード用のフックを設置した。石膏ボード用フックはホームセンターや大きめのヨーカドーなんかにたくさん売ってる。100均にも売ってるらしい。

今回は、IWAKI の石膏ボード壁専用 額縁フック M (耐荷重量5kg)をつけた。工具いらずで指で押し込むだけで設置できる。

ここにワイヤーを1回巻いて引っかけた。スッキリキレイに設置できたのではないか。

 

 

PENTAX DA★300mm が超小型衛星の眼に

PENTAX DA★300mm が超小型衛星の眼になりましたよっていうニュースが。

news.ricoh-imaging.co.jp

すごいね。

2008年に発売されたレンズがだよ。

鏡胴構成部品が金属、高い解像性能がある、小型設計である、って評価されて衛星に積まれて宇宙へ。かっこよすぎる。

近頃のレンズは樹脂パーツが使われてて宇宙には向かないんだろうな。

シャワーのポタポタが止まらなくなったので修理依頼した

浴室のシャワーからポタポタと水が垂れ続けるようになった。もう15年くらい使い続けているのでさすがに寿命なんだろう。

症状から切替弁パーツの劣化だろうというのはわかるのだけど、これをきれいに交換する自信がない。自分でやれば部品代3,000円で済むんだけど、壊してしまいそうでコワイのできちんとした業者に依頼することにした。

ウチの浴室はいまはなきINAXのユニットバスルームである。INAXの保守はLIXILでみてくれるので、LIXILの修理依頼ページから簡単に依頼できる。

LIXIL | お客さまサポート | 修理のご依頼

ユニットバス扉上部に型番とシリアル番号があるので、これを入力して修理依頼すると、修理屋さんが適切な部品を持ってきてくれる。

修理依頼した 2日後に修理訪問日をセットしてもらった。急ぎの場合はもっと早くもしてもらえるようだ。

修理作業の風景をちょいちょい覗かせてもらったのだが、交換部品である切替弁が固着していてなかなか抜き出せないようであった。専用の道具でガツンガツンとやって取り出せたようだ。自分でやらなくて良かったー。

切替弁交換後は当然だが水がきれいに止まる。キュっと止まる。ポタポタしない。ポタポタしないのがこんなにいいことだとは。スッキリした。

さて気になる費用だが、今回の場合はこんな感じ。以下に消費税をプラスしたのが支払額だった。

切替弁パーツ 3,000 + 固定用ナット 400 + 作業料 4,400 + 出張料 3,000 = 10,800

わざわざ来訪いただいて丁寧に作業してもらって1年の保証がついてこの価格なら納得である。

作業費ケチって自分でやって破壊しなくてよかった。数千円ケチってインディーズ業者に依頼しなくてよかった。

きちんとしたプロに正規の料金を支払い作業してもらうのが正しいのだ。

IE11 で PDF ダウンロードが途中で終わる場合

Internet Explorer 11 で PDF 表示しようとしたらダウンロードの途中で止まった。

カチーンとかたまって何の操作も受け付けない。

まだIE11で消耗してるの?なんて言わないで。

Internet Explorer 11 では、ActiveX ベースの AcrobatAcrobat Reader プラグインが使用されます。これと、分割ダウンロードの仕様がうまくかみ合ってないようです。

ユーザ側の対処法

ダウンロード中にかたまってしまって困っちゃう…場合は、AcrobatAcrobat Reader の設定を変更すると良いです。

具体的には、環境設定 → インターネット → バックグラウンドでのダウンロードを許可 を オフ にします。これで分割ダウンロードをしません。PDFの全ダウンロードが終わってから表示を開始します。

サーバ側の対処法

コンテンツ提供側にいてユーザから苦情がきてるんですよ、という場合は、webサーバの設定を変更すると良いです。

Apache の場合は例えばこんな感じで、PDFに対する分割ダウンロードを拒否。

<Files *.pdf>
    Header set Accept-Ranges none 
</Files>

これでこの問題は緩和できます。

これは、Range: で1要求で複数に分割される要求を出したときに最初部分しか帰ってこないという動作が起きたときに  Acrobat がかたまってしまうので、そもそも分割させなければ良いという考え方です。