江川せせらぎ水路に鯉のぼりがたくさん泳いでた

川崎市の矢上川に注ぐ小さな川、江川。この江川は約1.5Kmの埋蔵管により江川雨水貯留管として暗渠化されていて、もともと江川があった場所には人工の水路が設置されている。水路の上には木製の遊歩道が設けられていてのどかに散歩できるスポットとして近所の方々の人気のスポットとなっている。

ふらっと散歩に出かけたら、こどもの日を目前に控えて小さな鯉のぼりたちが遊歩道の空を埋め尽くしていた。

と、鯉のぼりの下に、普段橋がないところに板が渡され、木製のタライが置いてある。これはなんだろう?近くに張り紙が出されていた。

「たらい舟の開催 - 5月3日(日) 朝10時~昼2時ごろまでここせせらぎの水面に手作りのイカダたらい舟を浮かべます。五月の空の下、流れにまかせて舟に乗り遊んでみませんか。鯉幟を飾ったおじさん達が船頭でお待ちしてます。」

なにこれすごい素敵。めっちゃほのぼのする。僕が子供の頃に近所でこんなのやってたらすごい勢いで飛びついてたと思う。最近の子供達ほんと羨ましい。

そうそう鯉といえば。江川が矢上川に流れ込む地点にはものすごい数の鯉がいます。あまりきれいじゃない矢上川、普段は水深の浅い矢上川に、視界の範囲内にぱっと見で百匹くらいは黒い鯉がいます。たくさんいるというよりも埋め尽くしてるという表現に近いです。浅すぎてみんな背中をちょっと水面に出しながら泳いでいます。水面にゆらーりと浮いてる鯉たちを見ながら地面をドンと蹴ると振動に驚いた鯉たちが一斉に向きを変えるのですがコレがキモくて癖になります。

黒い鯉たちのなかに一匹だけアルビノでしょうか、白い鯉がいました。小学校の国語の教科書に出てきたスイミーを思い出したのでした。