撮影してアタリマエ世代なのだな

今日はむすめちゃんの小学校の運動会がありました。一年生のときはグラウンドの周りに保護者席があり朝早くからの席取り合戦に勝利したファミリーがより近くで見られる、そうでないご家庭は遠くから何となく眺める、といった風景でしたが二年生の時には保護者席スペースが縮小され、ついにはグラウンド周りにはシートを広げることができなくなりました。近くで観たい人も立ち見です。子供の数が増えて校庭が手狭になったというのもあるんでしょうけど。この少子化の時代にウチの地区では増えているようです。大規模マンションがごろごろできてるからですかね。

そしてアナウンスが流れます。撮影したい方のために、自分の子供の競技が終わったら他の人と変わってあげてくださいねー、と。僕ももちろん苦手なんですけど、声を掛け合うんじゃなくて、知らない人同士ですから、だからこそアナウンスにおとなしく従う。カメラを持った大人たちが入れ替わり入れ替わり。この風景、幼稚園の時も見ましたわ。撮影してアタリマエ、っていう時代なんだねえ。

そういえば僕の育った町の小学校は応援に来ていた大人たち全員が座れるスペースがあったなあ。直射日光じゃなくテントの下で。すでに酒が入っててものすごい陽気になってるおっちゃんもいて。地域と学校がすんごい密着してたんだな。

iPad で撮ってる人は、画面でかくて見やすくて良いなあって思いました。炎天下でデジカメのちっちゃい液晶は全く何の役にも立たねえ。