PowerPoint2010 の動画の埋め込みは WMV しか選択肢がない

まだ PowerPoint2010 使ってんのかよという声も聞こえてきますがそんなに新しいのをバンバン買えるような潤沢に金のある現場ばかりじゃないんですよ。

さて世の中的に動画といえばコンテナはMP4でコーデックはH.264ですか。

そこそこ現実的なファイルサイズにFullHDの動画が入るというのはとても便利です。

さてそのMP4動画を Windows の PowerPoint2010 に埋め込もうとしたら。

Apple QuickTime が必要になってしまうのです。

Windows 版の QuickTime はもうサポート終了でアンインストールが推奨されています。

これはもう仕方なくPowerPoint2010が標準で対応しているWMV形式にするしかないわけです。

ところが WMV ファイルを作るようなツールがもうない。Windows Movie Maker は配布終了してるし。しかたなく ffmpeg を使います。

ffmpeg -i infile.mp4 -b 8000k outfile.wmv

ビットレートは、元のMP4の1.5倍から2倍くらいに設定しておかないとブロックノイズが半端ない動画になってしまいます。MP4の高効率具合がとてもよくわかるわけです。

そして出来上がったWMVファイルをPowerPoint2010内に貼りこみます。これでどうにか動画を埋め込んで再生できるようになりました。よかったよかった。

ファイルサイズはべらぼうに大きくなってしまったけれども。