昨日の続き。今度は監視するZabbix Server側。簡単にいきましょう。まずは java gateway を導入します。yum にzabbix のリポジトリを追加してある前提で。
# yum -y install zabbix-java-gateway
# chkconfig zabbix-java-gateway on
# service zabbix-java-gateway start
つぎに、zabbix server と java gateway の接続について zabbix server に定義します。 /etc/zabbix/zabbix_server.conf に以下を追記してzabbix server を再起動します。
JavaGateway=127.0.0.1
JavaGatewayPort=10052
StartJavaPollers=5
# service zabbix-server restart
ここまででサーバ側の設定は終了。
次は各監視対象の設定。ホスト設定画面にて「JMXインターフェース」の項に監視対象アドレスとJMXのポート番号を入力します。接続のためのIDとパスワードは各アイテムに設定するのですがアイテムごとにいちいち入力するのは面倒なのでホストにマクロ登録しておきます。
実際のアイテム設定は、認証部分はマクロを使いこのように設定します。キーのところは、 jconsole にて確認できた監視対象の Object Name を登録します。
データが集まってくるとこのように履歴の確認が可能です。
普段の傾向を知っておくと問題発生時に異常を発見しやすいのです。だから日々の履歴データ蓄積と目で見てわかりやすいグラフ表示がそこそこ大事なのです。