オープンソースなシステム監視ツールであるところの zabbix ですが、1.8.4 が出ています。
Homepage of Zabbix :: An Enterprise-Class Open Source Distributed Monitoring Solution
サーバは1台に入れるだけなのでソースからビルドすればいいですが、監視対象ノードに入れるエージェントは、あっちにもこっちにも入れて回りたい。こういうときは rpm になってた方が配布しやすい。
というわけで zabbix-agent の rpm の作り方。対象は RHEL5 と CentOS5 です。
参考にするのは → Andrew Farley : Zabbix RPMs Updated to 1.8.1 in my repository
こんかい必要なのは agent だけ。こから server と proxy のパッケージを抜いて、バージョンを 1.8.4 にしたものを作りました。
できたもの → zabbix-agentd.spec
ソースである zabbix-1.8.4.tar.gz
を /usr/src/redhat/SOURCES/
に置きます。
$ rpmbuild -bb /usr/src/redhat/SPECS/zabbix-agentd.spec
出来上がり。
次はインストール。
# rpm -Uvh zabbix-agent-1.8.4-1.x86_64.rpm zabbix-1.8.4-1.x86_64.rpm
インストール後の設定としては、/etc/zabbix/zabbix-agentd.conf を適切に設定。
Server= と Hostname= だけでも設定してあればそれなりに動きます。
OS でサービス管理できるように起動・停止用スクリプトを登録。
# chkconfig --add zabbix-agentd
動作開始。
# service zabbix-agentd start
あとはサーバ側でホスト登録すればデータがどんどん吸い上げられます。