ヘルプに書いてあるのを追うのが大変なのでメモっておく。
Domino 付属の LNSNMP が SMUX プロトコルでDominoの統計情報をくれるので、それを SNMP Agent が拾ってくれます。
Domino 付属のマニュアルには、Domino 付属の net-snmp を使え、ってあるんですけど、ふつう RHEL とかだと、もう net-snmp パッケージが入ってるので、既存の snmpd.conf に設定を追記します。
設定ファイルは /etc/snmp/snmpd.conf
かな。そこに1行足す。
smuxpeer .1.3.6.1.4.1.334.72 NotesPasswd
で、snmpd を restart して、Domino のディレクトリにある lnsnmp を起動します。
マニュアルにあるように、 /etc/rc.d/init.d
とかにリンク作って、chkconfig --add しちゃっても良いと思う。
ていうか、こういう小粒ツール用の起動スクリプトは準備してるくせに、御本体の起動スクリプトを標準で準備してないというこのアンバランスさは何だ。まあいい。
この時点で、
$ snmpwalk -v 2c -c public ホスト名 .1.3.6.1.4.1.334.72
とかやると、まだ Domino の統計情報は取れて無くて、LNSNMP 自身の情報がもらえるだけ。
Domino のコンソールから
load quryset
とやって、QuerySet Handler タスクを起動してやると、LNSNMP に統計情報の値が渡るようになります。
ここまでくれば、さっきと同じように snmpwalk なんかで呼んでやると、統計情報がドバドバと出てきます。
セッション数やユーザ数やメール滞留数やメモリ使用量なんかを拾ってきて喜々としてグラフにすればいいと思います。