GRの安心感

カメラなんてスマホで充分という世の中で、スマホより値段高くてズームもできないGRが売れ続けてるのはなぜなんだっていう話。

なぜ今も「GRシリーズ」は売れ続けるのか? - ITmedia NEWS

ミラーレス一眼より下の価格帯で所有欲を満たすコンパクト機ってもうGRしかないよね、ってことでしょう。

GRの基本設計の確かさと、優秀なレンズと、大きなセンサーと、そして歴史的な経緯も含めて撮るのも所持するのも安心感がハンパないというところが魅力なんだろうな。

ポケットに入るボディサイズにAPS-CサイズセンサとGRレンズの組み合わせによる高画質が約束されているわけで、「カメラ」が好きな人の手元に届き続けてるんだろうなあ。

画角35㎜換算28㎜ってスマホのカメラとほとんど同じなんですよ。スマホカメラは毎年何百万台と出荷されて、そこにはものすごい開発リソースがつぎ込まれてますから、ちっちゃいセンサにちっちゃいレンズでもソフトウェアとプロセッサのパワーで暗所性能も高いし露出も正確だしいろいろな表現もお手の物。

そんなスマホカメラですけど、パキっとしすぎた画が出てくる傾向高くないですか。エッジ強すぎくないですか。そんなスマホカメラに比べるとGRは断然繊細なんですよ。上品なんですよ。出てくる画がカメラのものなんですよ。そういうカメラとして当然のところがカメラ好きに愛されるんだろうなあ。