Zabbix 2.0 のローレベルディスカバリでネットワークインタフェースも簡単に登録できる(簡単にというか自動で登録される)ように設定できるようになりました。快適快適~と思っておりましたらWindows2008機にてびっくりするほどたくさんのインタフェースを掘り出してきよりました。このありさまです。
ちょっと多すぎます。要らないものを除外しましょう。しかしフィルター項目に記述できる正規表現は「一致するモノ」のフィルタしか書けません。「除外するモノ」を書きたい。便利なことに、Zabbix の管理画面で正規表現のカタマリを書くことができます。この中では除外設定を書くこともできます。例を示します。
管理→一般設定の画面にて、右側のドロップダウンメニューから「正規表現」を選択。
「正規表現の作成」ボタンで作成。名前を Network-discovery
とし、以下文字列について結果が偽にマッチするよう定義。
- ^lo
- Loopback
- Miniport
- WFP LightWeight Filter
- QoS Packet Scheduler
- RAS Async
- Microsoft ISATAP
- Teredo Tunneling
作成した正規表現を、テンプレートのディスカバリルール内で記述します。フィルターの項にて、マクロに {#IFNAME}
、 正規表現の欄に先ほど定義した名前で呼び出すよう @Network-discovery
と記述します。
これで不要そうなのが除外され必要そうなのだけがリストアップされます。